最新ブラウザ「Safari 5」では40件以上の脆弱性を解消 - 同4.1も公開へ
米Appleは、「HTML 5」への対応など機能強化が行われた同社ウェブブラウザの最新版「Safari 5」を公開した。同バージョンでは、多数脆弱性が解消されており、同様の問題に対処した従来バージョンのアップデート「同4.1」もあわせて公開されている。
今回のアップデートでは、ユーザーの利用環境に多少左右されるが、「Safari」本体のほか、「WebKit」「ColorSync」などあわせて47件に対応した。Windows、Macいずれのプラットフォームも影響を受ける。
脆弱性が含まれる処理は、「PDFファイル」「スタイルシート」「URL」「ウィンドウ」「クリップボード」「エンコード」など多岐にわたっている。脆弱性が悪用された場合、不正なコードが実行されたりフィッシング被害やクロスサイトスクリプティングなど被害を受ける可能性がある。
(Security NEXT - 2010/06/08 )
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