サイボウズの複数製品に脆弱性 - 登録済み携帯電話になりすまされるおそれ
サイボウズの複数製品に個人情報漏洩など発生するおそれがある脆弱性が見つかった。情報処理推進機構(IPA)では、脆弱性が与える影響が大きいとして注意喚起を行った。
同社のグループウェア「サイボウズOffice 7 ケータイ」や「サイボウズ ドットセールス」に「なりすまし」の脆弱性が判明したもの。同社が4月15日に同機構やJPCERTコーディネーションセンターへ脆弱性を届けた。
脆弱性により、第三者がアクセスを許可している登録済みの携帯電話へなりすまし、認証を回避されるため、脆弱性が悪用されると個人情報が漏洩したり、情報が不正に書き換えられるおそれがある。
サイボウズでは、脆弱性を解消した最新版「サイボウズ Office 8」へアップデートするか、同社では接続できるIPアドレスを制限するなど、回避策を実施するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2010/04/20 )
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