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15件の脆弱性を解消した「Adobe Reader」のアップデートが公開

米Adobe Systemsは、複数の深刻な脆弱性を解消した「Adobe Reader」および「Adobe Acrobat」のアップデートを提供開始した。

両製品の「バージョン9.3.1」や「バージョン8.2.1」、および以前のバージョンに、リモートでコードが実行される深刻な脆弱性が含まれていることが判明。同社ではアドバイザリを公表して、アップデートの提供を予告していた。

公開された最新版となる「バージョン9.3.2」「8.2.2」では、バッファオーバーフローやメモリ破壊、クロスサイトスクリプティングやサービス拒否など、15件の脆弱性を解消している。

(Security NEXT - 2010/04/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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