Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

15件の脆弱性を解消した「Adobe Reader」のアップデートが公開

米Adobe Systemsは、複数の深刻な脆弱性を解消した「Adobe Reader」および「Adobe Acrobat」のアップデートを提供開始した。

両製品の「バージョン9.3.1」や「バージョン8.2.1」、および以前のバージョンに、リモートでコードが実行される深刻な脆弱性が含まれていることが判明。同社ではアドバイザリを公表して、アップデートの提供を予告していた。

公開された最新版となる「バージョン9.3.2」「8.2.2」では、バッファオーバーフローやメモリ破壊、クロスサイトスクリプティングやサービス拒否など、15件の脆弱性を解消している。

(Security NEXT - 2010/04/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意
Adobe、複数製品にアップデート - 250件以上の脆弱性を解消
Pythonの「tarfile」モジュールに脆弱性 - クリティカルも
「M365 Copilot」に情報漏洩の深刻な脆弱性 - すでに修正済み