IE向け緊急パッチを31日に公開しゼロデイ攻撃へ対応 - 別の深刻な脆弱性も解消
マイクロソフトは、「Internet Explorer 6」「同7」のセキュリティ更新プログラムを31日に定例外で公開すると発表した。すでにゼロデイ攻撃が発生している脆弱性以外にも、深刻な脆弱性を解消するプログラムになるという。
同社が、3月10日にアドバイザリ「981374」を公開していた問題へ対応するもので、すでに脆弱性に対する攻撃が確認されているが、今回リリースされる更新プログラムでは累積的な問題へ対応するとしており、同脆弱性以外にも、複数の深刻度が「緊急」とされる脆弱性を解消する予定。
問題となっている脆弱性は「IE 8」をインストールしている場合、脆弱性の影響は受けないが、同社では全バージョンに対して適用を推奨する方針だという。
(Security NEXT - 2010/03/30 )
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