Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

MS、3月の定例セキュリティ更新プログラムは「重要」2件 - 「VBScript」や「IE」の修正含まれず

マイクロソフトは、3月のセキュリティ更新プログラムについて公開予告を行った。

3月10日に公開予定で、今回提供されるプログラムは2件。いずれも最大深刻度が2番目に高い「重要」となっている。脆弱性が明らかとなり、アドバイザリが提供されている「VBScript」や「IE」「SMB」に関する修正は、今回のプログラムに含まれていない。

2件のうちひとつは「Windows」に関連するプログラムで、リモートでコードが実行される問題を解消するもの。他方は「Office」関連のプログラムで、Mac版も対象となっており、リモートでコードが実行される脆弱性を解消する。

セキュリティ情報の事前通知-2010年3月
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms10-mar.mspx

マイクロソフト
http://www.microsoft.com/japan/

(Security NEXT - 2010/03/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIA製GPUドライバに複数の脆弱性 - 権限昇格やDoSのおそれ
トレンドの法人向け複数製品に脆弱性 - アップデートで修正
「Erlang/OTP」に深刻なRCE脆弱性 - 概念実証コードも公開済み
「GitLab」に5件の脆弱性 - 最新パッチで修正
「SonicOS」にリモートよりDoS攻撃を受けるおそれ - 修正版を公開
NVIDIAのAI開発フレームワーク「NeMo」に3件の脆弱性