「MasterCard」のフィッシング攻撃が発生 - 問い合わせは20件弱に
フィッシング対策協議会は、クレジットカードブランド「MasterCard」を悪用するフィッシング攻撃が発生しているとして注意喚起を行った。
問題のメールは、「Important MasterCard Alert」「MasterCard Alert」「MasterCard Account Holder」といった件名で送付されており、新しい認証をシステムに導入したとしてアカウントのアップデートを要求し、不正サイトへ誘導するという。
今回の攻撃に用いられているフィッシングサイト(画像:JPCERT/CC)
フィッシングサイトは現在も稼働しており、今回の攻撃に関連した問い合わせがMasterCardに対して11件、同協議会へ7件寄せられている。同協議会では閉鎖に向けてJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼した。
また誤って個人情報を入力しないよう注意を呼びかけるとともに、類似した攻撃を発見した際は同協議会まで連絡してほしいと呼びかけている。
(Security NEXT - 2010/02/19 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「豪華3大特典」と誘惑 - 偽マネックス証券のフィッシングに注意
「北海道じゃらん」に攻撃、個人情報流出か - フィッシング攻撃も
巧妙な「フィッシング」、電話で操作指示も- 不正送金被害が発生
Appleをかたるフィッシング攻撃が増加中 - 「支払情報更新」など偽装
教職員に多数の標的型攻撃メール、アカウント詐取被害 - 大体大
「au PAY」装うフィッシング - ポイントプレゼントなどと誘惑
プレゼント装うフィッシング詐欺 - 本人確認と称してクレカ情報詐取
貸金庫取引を装った詐欺メールに注意喚起 - 三菱UFJ銀
「RDPファイル」添付した標的型攻撃メールに警戒呼びかけ - 米当局
「レイク」「オリックス」の偽メールに注意 - 狙われる消費者金融ブランド