アップルの新製品「iPad」の噂に注意 - サイバー犯罪者のターゲットに
アップルが27日に発表した新製品「iPad」へ注目するユーザーが、早くもサイバー犯罪者から狙われている。
サーチエンジンの人気キーワードにおいて、不正サイトへのリンクを上位表示させる「キーワードポイズニング」に「iPad」が利用されていることを、複数のセキュリティベンダーが確認したもの。誤ってユーザーが不正サイトへアクセスすると、マルウェアへ感染するなど被害を受けるおそれがある。
人気キーワードを狙った攻撃は、時節のイベントや災害時など多く発生するが、「iPhone」が好調なアップルの新製品「iPad」が対象となった。アップルの新製品は発表まで事前情報が少なく、同社へ熱狂的なファンも多いことから狙ったと見られる。
Symantecが確認したケースでは、上位8件のうち、5件が不正サイトへのリンクで、iPadの噂が記載されているように見せかけ、誘導していたという。
(Security NEXT - 2010/01/29 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
図書館サーバが改ざん被害、PHP脆弱性が標的に - 大分大
TwoFive、DoS攻撃や汚染防ぐDNS保護ソリューション
フォーティネット、AWSでWAFのオンデマンド提供を開始
DNSキャッシュ汚染に注意 - カミンスキー型攻撃の増加に専門機関が警鐘
Infoblox、DDoSやキャッシュポイズニングの対策機能を備えたDNS製品を発売
DNSキャッシュポイズニング対策を搭載した「BIG-IPバージョン10.1」を発表 - F5ネットワークス