Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

保健指導関係者のSNSサイトが改ざん - 利用者から指摘されるも対応遅れる

保健指導関係者の意見交換をサポートするSNSサイト「保健指導向上委員会」が改ざん被害に遭い、閲覧者にウイルス感染の可能性があったことがわかった。

同サイトを運営する東京法規出版によれば、改ざんされたのは「保健指導SNS」サイトおよびオフィシャルサイト。1月15日19時ごろ不正アクセスを受けて改ざんが発生した。

改ざん発生同日、ログイン時に不審な警告メッセージが表示されたとして、利用者から投稿が寄せられていたが被害に気がつかず、18日になってサイト制作会社へ報告、改ざんが発覚した。改ざん発生からサイトを停止した18日13時30分までの間に対象サイトを閲覧した場合、「Gumblar」亜種に感染する可能性があるという。

改ざん部分を修正し、19日15時にサイトは再開。同社では、期間中にサイトを閲覧した利用者に対し、オンラインスキャンを案内するなど対策を呼びかけている。

(Security NEXT - 2010/01/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ネックストラップ通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
獣医学本販売サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
化粧品メーカーがサイト改ざん被害 - マルウェアDLのおそれ
スポーツ用品通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
研究用サーバが改ざん、オンラインカジノへのリンク - 札幌市立大
日本茶の通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
市施設サイトに不正アクセス、メール配信CGIの脆弱性が標的に - 小諸市
製麺通販サイトに不正アクセス - 不正プログラム除去も被害継続
東亜大に不正アクセス、サイト改ざんで判明 - サーバ内部に個人情報