Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Linuxカーネルの「udp_sendmsg関数」に脆弱性 - NTTデータ・セキュリティが検証レポ

NTTデータ・セキュリティは、Linuxカーネルの「udp_sendmsg関数」に見つかった深刻な脆弱性について、注意を呼びかけている。

Linuxカーネル2.6.19以前のバージョンにおいて、「udp_sendmsg関数」に、ログインしている一般ユーザーが管理者権限を取得できる脆弱性が見つかったもの。同脆弱性は、アップデートすることにより解消することができる。

NTTデータ・セキュリティは、今回見つかった脆弱性について管理者権限を取得できることを実際に検証。結果をレポートとして公開し、早急なアップデートを検討するよう注意を呼びかけている。

NTTデータ・セキュリティ
http://www.nttdata-sec.co.jp/

(Security NEXT - 2009/09/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIA製GPUドライバに複数の脆弱性 - 権限昇格やDoSのおそれ
トレンドの法人向け複数製品に脆弱性 - アップデートで修正
「Erlang/OTP」に深刻なRCE脆弱性 - 概念実証コードも公開済み
「GitLab」に5件の脆弱性 - 最新パッチで修正
「SonicOS」にリモートよりDoS攻撃を受けるおそれ - 修正版を公開
NVIDIAのAI開発フレームワーク「NeMo」に3件の脆弱性