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トレンド、企業向けテンプレートを追加したDLP製品の最新版を発売 - Winny対策機能も

トレンドマイクロは、情報漏洩対策(DLP)ソリューションの最新版「Trend Micro LeakProof 5.0」を7月24日より発売する。

同製品は、機密データの特徴を記録したフィンガープリントを作成するサーバと、外部へ持ち出そうとするデータとサーバから配信されたフィンガープリントを比較し、一致する場合に流出を阻止するクライアントPC向けソフトウェアで構成されている情報漏洩対策ソリューション。

最新版では、日本語の名字やメールアドレス、電話番号、クレジットカード情報のほか、プログラミング言語など企業向けのテンプレートを用意。利用者がカスタマイズすることも可能。

また書き込みを許可するUSBメモリを設定できる「USBホワイトリスト」機能のほか、ファイル共有ソフト「Winny」経由の漏洩対策機能やクリップボードの無効化、ネットワークプリンタにおける印刷の防止といった機能を追加。Active Directoryをサポートしている。

アプライアンスサーバには、ハードウェアの「LP-100A」とVMware上で動作する「Virtual Appliance版サーバ」を用意。100クライアント導入時の価格は、それぞれ128万1000円、75万6000円。

(Security NEXT - 2009/06/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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