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約180種類の海賊版を販売した男性、買い受け捜査で逮捕へ

宮崎県警は、インターネット経由で海賊版のソフトウェアを販売していた宮崎県の男性を著作権法違反容疑で逮捕し、26日に宮崎地検へ送致した。

コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)によれば、男性は今年5月ころに「FUSION-NET SYSTEM」という企業を装い、不正にコピーした「一太郎2006」や「3Dマイホームデザイナー2006」を販売。宮崎県警に一般消費者から情報提供があり、ACCS経由でジャストシステムやメガソフトへ連絡、両社が告訴した。

男性は、海賊版をソフトを登録済みの「VolumeLisenceSoft」などとして販売しており、扱っていた海賊版ソフトは約180種類に上るという。宮崎県警では、実際に購入する「買い受け捜査」を実施した。

コンピュータソフトウェア著作権協会
http://www2.accsjp.or.jp/

(Security NEXT - 2008/09/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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