Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

12件の脆弱性を解消した「Firefox 2.0.0.15」が公開

Mozillaは、JavaScriptの処理に関連した問題をはじめ、12件の脆弱性を修正した「Firefox 2.0.0.15」を公開した。

12件の修正のうち、重要度が「最高」とされる脆弱性は4件で、ブロックリフローにおけるクラッシュにより、リモートでコード実行されるといった問題など、いずれもJavaScriptの処理に影響する。また重要度が「高」とされる脆弱性も4件が含まれており、早急にアップデートする必要がある。

今回の修正を含め、「Firefox 2.0.0.x」については12月中旬まで更新が提供される予定だが、Mozilla Foundationでは最新版となる「Firefox 3」へのアップグレードを推奨している。

Mozilla Japan
http://mozilla.jp/

(Security NEXT - 2008/07/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「GitLab」のアカウント乗っ取る脆弱性、悪用が発生 - 米当局が注意喚起
開発言語「R」のデシリアライズ処理に脆弱性 - 修正版へ更新を
QNAP製NASやアドオンに脆弱性 - 旧アドバイザリも更新、影響大きい脆弱性を追加
「SonicWall GMS」に認証回避など複数の脆弱性 - アップデートが公開
4月のMS月例パッチで修正された脆弱性が攻撃の標的に - 米当局が注意喚起
Google、脆弱性2件を修正した「Chrome」のアップデートを公開
「ArubaOS」に深刻な脆弱性 - リモートよりコード実行のおそれ
AIアプリの構築に活用される「BentoML」に深刻な脆弱性
「WooCommerce」向けのカスタムフィールド追加プラグインにRCE脆弱性
「MS Edge」にアップデート - 重要度「クリティカル」の脆弱性を解消