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カード情報約11万6000件を保存したCD-ROMを紛失 - コスモ石油子会社

コスモ石油の子会社において、クレジットカード情報など含む顧客データ約11万6000件が所在不明となっていることがわかった。

コスモ石油販売の東関東カンパニーにおいて、POSシステムにおける登録データやカード売上データなど、同社顧客の一部データを保存しているCD-ROMを紛失したもの。4月に所定の場所へ保存されていないことに気が付いたという。

保存されていたのは、掛け売り会員の登録データや売上データ、請求書など。個人や法人を特定できる顧客情報は1624件分に上り、顧客名や売上明細、カード番号のほか、一部では電話番号や住所、銀行口座番号なども含まれる。さらに顧客は特定できないものの、カード番号や売り上げ明細など11万4729件分の顧客が含まれる。

同社によれば、CD-ROM内のデータを閲覧するには専用のソフトが必要で、IDやパスワードが設定されており、不正利用などの報告も受けていないという。同社では、事故の発表が遅れたことについて謝罪。顧客名が含まれていた関係者に対しても文書で事情を説明するとしている。

(Security NEXT - 2008/06/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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