Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

AcrobatやAdobe Readerに脆弱性 - すでに攻撃コードの報告も

Adobe AcrobatやAdobe Readerに脆弱性が見つかった。すでに脆弱性を狙った攻撃コードも出回っているという。

米Adobe Systemsによれば、JavaScriptの処理に問題があり、不正なPDFファイルを閲覧した際に、アプリケーションをクラッシュさせたり、第三者によるコードが実行されるおそれがある。

いずれもバージョン8.1.2、および7.0.9に影響があり、以前のバージョンも含まれる。エクスプロイトについても複数の報告が寄せられており、同社ではアップデートの適用を呼びかけている。

Security Update available for Adobe Reader and Acrobat 8.1.2
http://www.adobe.com/support/security/bulletins/apsb08-15.html

Adobe Systems
http://www.adobe.com/

(Security NEXT - 2008/06/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「MS Edge」にアップデート - 「V8」の脆弱性を解消
「IBM AIX」のNIM関連機能に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
米当局、「FortiWeb」の脆弱性悪用に注意喚起
「FortiWeb」に深刻な脆弱性 - すでに攻撃も
NECのHAクラスタソフト「CLUSTERPRO X」に深刻な脆弱性
Apple、脆弱性を修正した「iOS 18.7.2」「iPadOS 18.7.2」を公開
「Django」にSQLiやDoS脆弱性 - 修正版をリリース
「Dell Data Lakehouse」が脆弱性145件を修正 - 深刻な脆弱性も
マルウェア対策製品「Avast」「AVG」に深刻な脆弱性
DB管理ツール「pgAdmin4」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も