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不正コード埋め込みは6ページのみ - トレンドマイクロ調査結果

トレンドマイクロは、同社ウェブサイトの一部が改ざんされた問題で、ウイルスが感染するおそれがあったページは6ページだったことを明らかにした。

同社によれば、日本語サイト、英語サイトあわせて31ページにわたり改ざん被害が発生したものの、不正なスクリプトが追加されたページは、英語サイトの6ページのみだったという。それ以外のページは、コードの挿入に失敗し、文字列の改ざんにとどまった。

攻撃方法は、ウェブアプリケーションの脆弱性を悪用したSQLインジェクションによるもので、今後同社では、第三者機関をまじえて、ウェブアプリケーションのセキュリティ強化を目指すという。

(Security NEXT - 2008/03/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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