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土地所有者情報をATMに置き忘れて一時紛失 - 東京都

東京都は、南多摩東部建設事務所の職員が土地所有者の氏名が記載された書類を一時紛失していたことを明らかにした。書類はすべて回収しているという。

一時紛失したのは、都道区域変更書類や土地の交換申請書類などの道路事業関係資料。土地所有者の氏名のほか、地番、地目などが記載されていた。2月18日、同職員が退庁後に銀行へ寄った際、ATMに書類の入った封筒を置き忘れたもので、その後紛失に気がついたが、拾得者により持ち去られたあとだったという。

翌日19日に銀行へ書類が届けられたとの連絡があり、同職員によりすべての書類が揃っていることが確認された。都建設局では「建設局個人情報漏えい事故等対策本部」を設置して、再発防止策を検討する。

(Security NEXT - 2008/02/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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