Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

利用者の個人情報含む書類が盗難に - ヒューマンリソシア運営の介護施設

ヒューマンホールディングスの関連会社であるヒューマンリソシアの介護施設「くいせ乃湯」において金庫の盗難が発生し、施設利用者192人分の個人情報含む書類が盗まれたことがわかった。書類には、口座番号も含まれているという。

ヒューマンホールディングスによれば、被害に遭った書類には、施設利用者192人の氏名、住所、電話番号、口座番号、銀行および支店名、口座名義人などの個人情報が記載されていたという。1月24日朝、職員が出勤した際、事務所の鍵が壊され内部が荒らされ、金庫が盗まれているのを発見し、警察へ届け出た。

同社では、関連する利用者に対し個別に連絡して説明と謝罪を実施し、二次被害が発生するおそれもあるとして注意を呼びかけている。また、施設内の防犯設備を改善してセキュリティを強化するとともに、書類の保管ルールを見直すとしている。

(Security NEXT - 2008/02/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
メールの誤送信で学生のメアドが流出 - 都住宅供給公社
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「サポート詐欺」で1000万円の被害 - ネット銀を遠隔操作
狂犬病予防接種会場で強風により申請書が飛散 - 京丹後市
開示したNPO法人事業報告書で墨塗り漏れが判明 - 山口県
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
LINEヤフーに再度行政指導 - 報告受けるも対応や計画不十分