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組み込みシステム連携時のセキュリティに関して調査報告 - IPA

情報処理推進機構(IPA)は、複数の組み込みシステムを組み合わせて利用した際に想定される情報セキュリティの問題に関して調査を実施し、「複数の組込み機器の組み合わせに関するセキュリティ調査報告書」を取りまとめた。同機構ウェブサイトよりダウンロードすることができる。

複数の組み込みシステムが連携して利用される機会が増加することが予測されるため、情報家電やカーナビ、携帯電話などを調査対象として、プラグアンドプレイや生活インフラとの接続、想定外の利用、他機器やサービスとの接続などにおける経済的面、身体的面、プライバシーへの侵害といった脅威を調査し、まとめた。

想定される脅威については、保護すべき情報種別の拡大や、中間に位置する機器の脆弱性、意図していない情報の拡散、利用者や連携する組込み機器の多様化および不特定化、社会や生活への影響の深刻度など、利用者と開発者の視点から注意すべきポイントついて整理したという。

(Security NEXT - 2008/02/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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