Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

パスワード忘れも「QRコード」と「携帯電話」で大丈夫 - NTTアイティが新製品

NTTアイティは、QRコードと暗号化技術を応用したパスワード管理ソリューション「HaruPa」を発売開始した。

同ソリューションは、パスワードを自動生成して暗号化し、QRコードに変換して管理するもので、パスワードの生成とQRコードを印刷する「HaruPa生成ソフト」と、印刷されたQRコードを読み取ってパスワードを表示する携帯電話用「HaruPa読取ソフト」で構成されている。

QRコードとして印刷しておき、パスワード入力が必要な時に携帯電話で復号化するため、パスワードを覚えておく必要がない。QRコードは利用者ごとに異なる暗号鍵が使用され、ほかの利用者にパスワードを読み取られることはないという。

読取ソフトの対応機種は、NTTドコモのQRコード読み取り可能なカメラを内蔵しているFOMA 90Xiおよび70Xiシリーズ。価格は、企業向けの「HaruPa for オフィス」が1ライセンス2万790円。一部機能に制限がある家庭向けの「HaruPa for リビング」が1ライセンス3654円。

(Security NEXT - 2007/12/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

個人情報書類を誤廃棄、庁内書庫への引継ぎ時に判明 - 大阪市
組織内の「SaaS」や「生成AI」リスクを可視化するソリューション
石光商事のランサム被害、SIM搭載PC経由でサーバを侵害
ゆうパックの郵便局控えなど約4万件を紛失 - 兵庫県の郵便局
システム管理用メールドメインがスパム踏み台に - ヤンマーG
シャープ通販サイトでクレカ情報など個人情報流出の可能性
NVIDIAのデータ処理ユニットに複数の脆弱性が判明
DDoS攻撃、前月から約3割減、最大攻撃規模も縮小 - IIJレポート
「WordPress」向け生成AI活用プラグインにRCE脆弱性
「PAN-OS」に含まれるOSS脆弱性を修正 - 重大な影響なし