慶大医学部で患者情報含むPCが盗難 - 熊大付属病院の患者情報も
慶応義塾大学で12月2日に盗難事件が発生し、同大学病院や熊本大学医学部付属病院の患者情報が保存されたパソコンを何者かに持ち去られたことがわかった。
同大学の医学部研究室から、パソコン16台やハードディスクなどが盗まれたもので、そのうち1台のパソコンには同大学病院の患者152人分の氏名を含む個人情報が記録されていた。
また盗まれたパソコンには、熊本大学大学院医学教育部の学生が所有するパソコンや外付けハードディスクが含まれており、在籍していた熊本大学医学部付属病院の入院患者68人分の診療情報が記録されていたという。
それぞれの大学では、関連する患者に対し説明や謝罪を行っている。慶応義塾大学では、今回の事件を受け、防犯カメラの増設や巡回の強化、施錠の徹底など盗難防止策を強化する。
(Security NEXT - 2007/12/10 )
ツイート
PR
関連記事
「PowerCMS」に6件の脆弱性 - 修正版が公開
PyPI上に不正コード含む「num2words」 - 開発者がフィッシング被害
DBD攻撃で拡大、ランサムウェア「Interlock」に警戒を
「SUSE Manager」にRCE脆弱性、アップデートで修正 - PoCは公開済み
個人情報をメールで誤送信、半年後に判明 - 長崎国際観光コンベンション協会
学修システムに誤設定、仮保存の個人情報が閲覧可能に - 浜医大
財務事務所で個人情報含む書類紛失と誤送付が判明 - 静岡県
6月はフィッシング報告が減少、証券関連影響 - URLは増加
すかいらーく「テクアウトサイト」 - クレカ情報流出の可能性
Pythonの「tarfile」モジュールにサービス拒否の脆弱性