Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

eラーニングサイトの改ざん問題で詳細を公表 - NTTレゾナント

NTTレゾナントは、同社が運営するeラーニングサイト「イーキューブサイト」が改ざん被害に遭った問題で、詳細調査の結果を公表した。

同サイトのトップページが、不正アクセスにより外部の何者かによって改ざんされ、ウイルスが感染するおそれのあるサイトへ誘導するコードが埋め込まれたもの。

転送先で感染するおそれがあったのは、「Exploit-MS06-014」。Microsoft Data Access Componentの脆弱性を攻撃するウイルスだが、脆弱性を解消するパッチは、すでに2006年4月より提供されており、以降にWindowsをアップデートをしていれば感染のおそれは低いと同社では説明している。

また、当初改ざんされた日を20日としていたが10月22日であることがわかり、同日7時ごろから10月24日10時までにアクセスした場合、感染したおそれがあった。

同社では、同ウェブサイトを11月中旬より再開する見込み。個人向けサービスについてはすでに再開しており、法人向けサービスについては事故の影響はなかったという。

(Security NEXT - 2007/11/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

米当局、悪用が確認された既知脆弱性2件について注意喚起
ボランティアの個人情報をメールに誤添付 - 神奈川県
一部情報の流出を確認、詳細を調査 - 長崎船舶装備
「Node.js 18」がサポート終了 - 後継バージョンへ移行を
Google、ブラウザ最新版「Chrome 136」を公開 - 8件のセキュリティ修正
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
「Splunk UBA」に複数脆弱性 - アップデートが公開
偽基地局から送信されたフィッシングSMSに注意 - 総務省が注意喚起