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Kasperskyのライセンス有効期限に計算ミス - 延長ライセンスキーの配布で対応

ジャストシステムは、「Kaspersky Internet Security 6.0」「Kaspersky Anti-Virus 6.0」のライセンス有効期間において表記や算定方法にミスがあったと発表した。

両製品およびそれぞれのVista対応版でミスが明らかになったもの。同社によると、アクティベーション日を含む365日を1年間として扱っており、閏年が配慮されていなかった。またタイムゾーンがグリニッジ標準時で管理されており、日本時間とのずれが生じる場合がある。

さらに有効期間を3カ月追加している製品についても、一律91日を加算されており、3カ月が92日なる場合に有効期限が通常より短くなるという。

同社では、使用許諾契約書やパッケージなどで説明が不足していたとして、今回発生する期間不足に対して一律で有効期限を15日間延長するライセンスキーを提供することで対応する。有効期限が2008年7月25日以前のユーザーの場合、ウェブサイトよりライセンスキーをダウンロードできる。

ライセンスの有効期限が 2008年7月26日以降の場合は、現在公開するファイルでは対応していない。同社では、今後ライセンス期間を延長できるキーファイルへの更新を予定しており、12月初旬にアナウンスを行う計画だという。

カスペルスキー情報サイト(ジャストシステム)
http://www.just-kaspersky.jp/

(Security NEXT - 2007/09/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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