Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

経済産業省、情報セキュリティガバナンスの自己診断ツールを改訂

経済産業省は、情報セキュリティガバナンスの自己診断ツール「情報セキュリティ対策ベンチマーク」「情報セキュリティ報告書モデル」を改訂した。

いずれも一般的に望まれる情報セキュリティの水準と現状を比較できる自己診断ツール。2005年3月に策定されたが、情報セキュリティガバナンス研究会が2007年1月より見直しを検討していた。

「情報セキュリティ対策ベンチマーク」の改訂では、最新の国際基準に対応したJIS Q27001:2006に基づいて見直しを実施。継続性や既存のデータ資産との整合性をはじめ、わかりやすい言葉の使用し、あいまいな表現を排除した。また公的機関や企業の部門単位における利用などに対応している。

情報開示による透明性の確保し、外部から適正に評価されることを目的とした「情報セキュリティ報告書モデル」についても改訂を行い、報告書に記載が望ましい項目の明確にした。また報告書を発行した場合の効果や注意点をまとめている。

(Security NEXT - 2007/08/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Chrome」にゼロデイ脆弱性、詳細は調整中 - アップデートで修正
ワークフロー実行ツール「n8n」に脆弱性 - アップデートで修正
監視ツール「Barracuda RMM」に深刻な複数脆弱性 - アップデートを
「Apache Struts」にDoS脆弱性 - ディスク領域枯渇のおそれ
「Node.js」にセキュリティアップデート - 12月15日に公開予定
成人の日記念行事の案内ハガキを紛失 - 福岡市
患者の個人情報含む書類をFAXで誤送信 - 千葉労災病院
ネットワーク侵害を確認、詳細を調査 - テーオーシー
悪用確認された「WinRAR」「Windows」の脆弱性に注意喚起 - 米当局
エンドポイント管理製品「Ivanti EPM」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も