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入所者の個人情報約150件などを含むPCが盗難に - 横浜市の老人介護施設

横浜市内の介護老人保健施設において盗難が発生し、入所者の個人情報約150件や関連事業者の情報など保存されたパソコンが被害に遭った。

盗難に遭ったパソコンは、介護老人保健施設「武揚の舞」入所者の氏名、住所、性別、生年月日、心身の状況など個人情報約150件が保存されていた。さらに事業者の名称、住所、電話番号、所属する介護支援専門員の情報など約30件のほか、相談内容や対応に関する記録約200件や、苦情などの記録約10件も含まれる。

8月18日夜から19日朝にかけて盗まれたとみられ、同日中に盗難届を提出。20日時点ではまだ発見されていない。同施設では、関連する利用者や家族、事業者に対し説明と謝罪の文書を送付する。また、パソコンにはワイヤーなど盗難防止措置を講じていなかったとして、防犯体制を見直すという。

(Security NEXT - 2007/08/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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