Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

NTT西日本、公衆電話の管理委託先のデータを紛失

NTT西日本は、公衆電話の管理データを記録したフロッピーディスクを委託先の関連会社が紛失したと発表した。ディスクには、岡山および鳥取両県で公衆電話の管理を委託している個人や法人など2568件の関係者に関する情報が含まれている。

所在が不明となっているのは、NTT西日本岡山支店と鳥取支店がNTT西日本-東中国に管理を委託していたデータを保存したフロッピーディスク。ディスクの移送中に紛失したとみられている。

記録されていたデータは、岡山および鳥取両県内の公衆電話番号、設置場所の住所をはじめ、公衆電話の設置場所の提供や管理を行う取引先の氏名と連絡先電話番号で、岡山県内の個人702件および法人1463件、鳥取県内の個人116件、法人287件が含まれる。

同ディスクには、暗号化やパスワードなどのセキュリティ措置が講じられていたとNTT西では説明しており、警察に紛失届を提出した上で、関連する受託者に対し書面などで説明と謝罪をするとしている。

(Security NEXT - 2007/07/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Bitnamiの一部「Helm Chart」に脆弱性 - 機密情報漏洩のおそれ
「Cisco ISE」の複数脆弱性を狙う攻撃が発生 - 早急に対処を
セミナー申込フォーム、確認設定から他者が閲覧可能に - 山口県
日本語学習支援施設のサイトが改ざん被害 - 横浜市
フォームで個人情報が閲覧可能に、社内共有時のミスで - スーパーチェーン
サーバがランサム被害、個人情報流出の可能性 - 川崎設備工業
2Qの個人「サポート詐欺」相談は912件 - 検挙後に減少
SAML認証ライブラリに脆弱性の指摘 - CVE番号は「拒絶」に
先週注目された記事(2025年7月20日〜2025年7月26日)
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を解消