Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Winny導入PC上でデータを復号させない暗号化ソフトの最新版

イーディーコントライブは、Winnyがインストールされているパソコンでのデータ復号を防止して漏洩を防ぐ暗号化ソフトのバージョンアップ版「SD‐Find Winny2.0」を、7月末より発売する。

同製品は、復号時に特別なソフトのインストールが必要ない暗号化ソフト。ファイルを復号化する際にパソコン内を検索し、Winnyを検知した場合にはデータの復号を停止。復号を行ったパソコンからWinnyネットワーク上へデータが流出するのを防止する。

今回発売されるバージョンアップ版では、定期的にWinnyの検知や起動履歴を保存する常駐ソフトのインストールが可能。常駐ソフトを利用することで、従来必要としていたデータ復号化時における検知時間の短縮を実現できる。

また、暗号化ファイルの自動圧縮機能も追加された。従来の実行ファイル形式ではなく、ZIP形式となるため、メールの添付ファイルとして送付した場合、メールソフトのセキュリティ機能で削除される可能性が低減された。

(Security NEXT - 2007/07/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「VMware vCenter」にDoS脆弱性 - アップデートをリリース
Instagramアカ乗っ取り、フォロワーにDM - ブライダル会社
海外拠点を直接支援するセキュサービスを拡充 - KDDIとラック
「PowerDNS Recursor」にDNSキャッシュポイズニングの脆弱性
「Cisco ISE」「PaperCut NG/MF」の脆弱性狙う攻撃に注意
「Cisco ISE」の複数脆弱性を狙う攻撃が発生 - 早急に対処を
サイトDBより個人情報流出の可能性 - リゾート施設運営会社
2Q「JVN iPedia」登録は1万件超 - 98.7%が「NVD」情報
Bitnamiの一部「Helm Chart」に脆弱性 - 機密情報漏洩のおそれ
セミナー申込フォーム、確認設定から他者が閲覧可能に - 山口県