Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

中京銀行、口座番号など顧客情報を記録したロール紙を紛失

中京銀行は、口座番号など顧客の個人情報を含むATMの利用状況を記録した内部書類を紛失したと発表した。

所在がわからなくなっているのは、西桑名支店の出張所に設置したATMの利用状況を記録したロール紙「ATMジャーナル」1巻。2006年9月15日から19日にかけて利用した顧客289人の氏名や口座番号、取引金額などが記録されていた。

同行によれば、暗証番号は含まれておらず、不正利用の問い合わせなども寄せられていないという。同書類は、保存期間が定められているが、同行では今回の紛失について、保存期間を過ぎたほかの書類とともに誤って廃棄した可能性が高いと結論付けている。

(Security NEXT - 2007/05/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

病院向け月刊誌に患者の個人情報 - 石川県の公立病院
医療者向け会員サービスで個人情報が閲覧可能に - 権限設定ミス
NASがランサム被害、個人情報流出の可能性 - 順大
Progress製DB接続ドライバ「DataDirect」に複数の脆弱性
「NVIDIA DGX Spark」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Azure Bastion」「SharePoint Online」に深刻な脆弱性 - すでに修正済み
イベント参加者の個人情報含むファイルをメールで誤送信 - 東京都
市営住宅入居者の個人情報含むディスクを紛失 - 京都市
飲食店営業許可施設一覧に誤って個人情報を誤掲載 - 神奈川県
関係者向けメールを誤送信、訂正メール急いで発生 - 鳥取県