Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

業務情報保存した従業員の私有PCが盗難被害 - NTTデータ経営研究所

NTTデータ経営研究所は、5月5日に従業員の自宅が空き巣被害に遭い、顧客から受託していた企業情報をはじめ、業務情報を何者かに盗まれたと発表した。

被害に遭ったパソコンには、顧客から受託していたアンケート調査に必要な法人連絡先164社分が保存されていた。社名、住所、担当者氏名、メールアドレスなどが含まれる。

また、インタビュー記録15社分および回収したアンケート票20社分も保存されていた。同パソコンはパスワードのほか、フォルダの暗号化などセキュリティ対策が講じられているという。

同社では、私有パソコンにおける業務データの取り扱いを禁止していたが、守られていなかったという。同社は、関係者に対し、個別に報告と謝罪をしている。

(Security NEXT - 2007/05/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Chrome」にアップデート - セキュリティ関連の修正4件
デジタル人材育成施設でメールの誤送信が発生 - 群馬県
米当局、悪用脆弱性に6件追加 - SharePoint関連はランサムも悪用
「Apache httpd」のアクセス制御に脆弱性 - 条件分岐が常時「真」に
2Qの個人「サポート詐欺」相談は912件 - 検挙後に減少
一部「SonicOS」のSSL VPNに脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
DBD攻撃で拡大、ランサムウェア「Interlock」に警戒を
Apple、「macOS Sequoia 15.6」など公開 - 脆弱性87件を修正
2Qの脆弱性届出は99件 - ウェブサイト関連が倍増
6月はフィッシング報告が減少、証券関連影響 - URLは増加