Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

個人情報786件やネットワーク設定情報がWinny流出 - 鹿児島リコー

鹿児島リコーは、同社顧客情報がWinny上へ流出した問題で、詳細を明らかにした。

同社顧客である鹿児島県警や鹿児島県庁などのパソコン設定情報などがWinnyネットワーク上へ流出したとして、先週末に一部メディアが報道したことから、同社では事件の詳細について調査を進めていた。

同社によれば、同社従業員が無断で個人所有のパソコンにバックアップ目的でデータをコピー、持ち出していたことが判明したという。私有パソコンにはWinnyがインストールされており、ウイルスに感染したことから情報が漏洩した。

個人情報786件のほか、パソコンやネットワークの設定など業務上の情報も合わせて流出しており、同社では関係者に謝罪、個別に対応を進めるという。

(Security NEXT - 2007/04/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開