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空知信金、印影など記載された貸金庫の利用者情報を紛失

空知信用金庫は、平岸支店において、貸金庫の利用情報21件が記載された書類の紛失が判明したと公表した。誤って廃棄処分した可能性が高いとしている。

所在が不明となっているのは、1996年4月1日から2000年3月31日の間、貸金庫を開ける際に契約者より受領した「貸金庫開庫依頼票」21件分。貸金庫の借主名、印影、金融機関名、貸金庫番号、依頼日、開庫および閉庫時刻、代理人による開庫の場合には代理人名など、個人情報が記載されていた。

同金庫では、昨年発生した顧客情報の紛失事故を受け、書類の保管状況などを再点検したところ判明した。2003年の書類整理の際、誤って廃棄処分した可能性が高いという。また、不正利用の連絡は寄せられておらず、同書類を悪用して、第三者が貸金庫を開閉させることもできないとしている。

(Security NEXT - 2007/04/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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