Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

取引先や従業員情報がWinny流出 - 明治安田生命関連会社

明治安田システム・テクノロジーは、業務情報が「Winny」経由で流出したと発表した。

3月12日に判明したもので、同社従業員宅の私用パソコンが2006年2月に暴露ウイルスへ感染し、その後Winny経由で情報漏洩したという。

流出したのは、顧客名や業務システムの概要、保守関連の情報など取引先情報5件や、同社従業者の氏名や住所、電話番号など365件の個人情報など。同社では、関連する取引先に対して謝罪、事情を説明を行った。

問題のパソコンには、ウイルス対策ソフトがインストールしてあったが、期限が切れていた。同社では、従来より私有パソコンにおける顧客情報の利用や保存を禁止し、最新ウイルス対策ソフトのインストールなどを指示していたという。同社では社内教育などを強化し、再発防止に取り組むとしている。

(Security NEXT - 2007/03/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
メールの誤送信で学生のメアドが流出 - 都住宅供給公社
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「サポート詐欺」で1000万円の被害 - ネット銀を遠隔操作
狂犬病予防接種会場で強風により申請書が飛散 - 京丹後市
開示したNPO法人事業報告書で墨塗り漏れが判明 - 山口県
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
LINEヤフーに再度行政指導 - 報告受けるも対応や計画不十分