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顧客口座残高を振替委託者へ誤って通知 - 新潟労金

新潟県労働金庫は、顧客の口座残高を記載した内部資料を誤って口座振替の委託者へ提供していたと発表した。

同庫16支店において、振替を委託していた地方自治体や企業など52団体に、本来提供しない情報が記載されていた預金口座振替不能明細299件を提供したもので、1月23日に発覚。書類には、通常より提供している氏名や請求額、預金店、口座番号といった情報にくわえ、本来提供していない口座の残高についても記載されていた。

同庫では、事故発覚後に問題の書類について一部破棄されていたものを除き、すべて回収したという。また、関連する顧客に対しては電話や個別訪問を実施し、事情を説明して、謝罪。また連絡が取れない顧客にも書面で案内している。

(Security NEXT - 2007/02/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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