Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

東電が顧客情報約21万件を紛失 - 誤廃棄の可能性

東京電力が、川崎市内にある同社営業センターにおいて約21万件の顧客情報が記載されたリストが所在不明となっていることがわかった。

所在不明となっているのは、川崎市多摩区および麻生区に居住する顧客約21万名分の過去の契約情報を記録したフィルム。氏名、住所、電話番号、口座番号、請求金額などが含まれているという。11月10日に紛失が発覚し、紛失届を提出したという。

同社では、11月6日に不用書類として廃棄された可能性が高いと結論付けている。同社では窓口を設置して、顧客からの問い合わせに対応するとしている。

(Security NEXT - 2006/11/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

企業サイトが負荷上昇で断続的に停止、原因など調査 - コスミック
事故関係の通話内容含む一部記録媒体が所在不明 - 東京海上ダイレクト
遠隔アクセス用サーバ経由で侵入、個人情報流出の可能性も - サカタのタネ
顧客管理システムの開発委託先で侵害 - 日産ディーラーの個人情報が流出
「Frappe Framework」「ERPNext」にXSS脆弱性 - 管理者権限奪取のおそれ
DigiEver製NVRの脆弱性悪用に注意 - 米CISAが警告
「n8n」に深刻なRCE脆弱性 - 乗っ取りや情報漏洩など広く影響
「Microsoft Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を修正
市公開ファイル内に個人情報、コピペ操作で参照可能 - 日置市
受験者情報が長期間ネット公開、通常と異なる作業フローで - TAC