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住民の氏名を含む行政情報が委託先からWinny流出 - 栃木県高根沢町

高根沢町が管理する住民情報38名分が、委託会社社員のパソコンからWinnyを介して流出したことがわかった。

流出したのは委託業者が住宅地図から作成した下水道事業の設計内容に関するファイルで、住民38名分の氏名が含まれていたという。10月10日に外部からの通報があり判明。11日には流出したファイルを特定した。

該当する住民に対しては、直接訪問して説明と謝罪をした。同町では再発防止に向けてセキュリティポリシーの見直しを行い、委託事業者に対し情報の厳重管理を指導したという。

(Security NEXT - 2006/10/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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