簡保契約者リスト紛失の可能性 - 滋賀県内の郵便局
滋賀県の水口郵便局が1998年から1999年にかけて作成した簡易保険の一部顧客リストが外部に漏れた形跡があることがわかった。
外部に流出した可能性がある書類は、簡易保険の「既契約お客様リスト」計4枚で、200契約分の顧客情報が記載されている。契約者の氏名、住所、および被保険者の氏名、生年月日、性別、保険証書記号番号、保険種類、保険金額などが含まれているという。
7月23日に、同支社の保険事業部長宛てに同リストを封入した差出人不明の郵便物が送られたことで判明。その後同様の郵便物が2回に渡って送られた。
日本郵政公社が調査を行ったところ、1998年および1999年当時に同リストを紛失していた可能性が高いことがわかったが、さらに当時同郵便局が受け付けたすべての契約情報を紛失した可能性もあるという。
同社では該当する顧客に対して直接謝罪と説明をするとともに、問い合わせ電話を設置して対応する。また、詳細解明に向けて引き続き調査を続行するとしている。
(Security NEXT - 2006/09/01 )
 ツイート
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
製造業向けシステム「DELMIA Apriso」の脆弱性攻撃に注意 - 直近3カ月で3件
オープンスクール申込者の個人情報が閲覧可能に - 群馬の中等教育学校
医療関係者向け講演会案内メールで誤送信、取消機能で再発 - EAファーマ
現金領収帳2冊が所在不明、1冊に個人情報 - 北九州市
韓国関連グループの標的型攻撃が継続 - GitHub悪用でマルウェア展開
小学校教諭が児童情報含むUSBメモリを持ち帰り紛失 - 紀の川市
外部サービス侵害で従業員などの個人情報が流出した可能性 - アルビオン
インシデントが2割強の増加 - 「EC-CUBE」改ざん被害も複数報告
ルータOS「OpenWrt」に脆弱性 - 修正版がリリース
「Karmada Dashboard」に深刻な脆弱性 - 修正版が公開
	
