Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

弥生の顧客情報漏洩事件、依然流出経路特定できず

弥生は、2006年7月に発生した顧客情報漏洩事件の原因調査について経過を公表した。

同事件は、会計ソフト「弥生」シリーズのユーザー16万4304名分の顧客情報が流出したもの。同社では、顧客情報へアクセスできた社員17名に対し、ヒアリング調査などを実施したという。

また、全社員のメール送信履歴やPC操作ログを分析したほか、ダイレクトメール発送やテレマーケティングなどの業務委託先のセキュリティ状況を確認。しかしながら、依然流出経路が特定できていないという。

同社では、全社員のPCにおけるアクセスログの解析や保存データの調査を実施しており、調査結果が明らかになり次第、報告したいとしている。

(Security NEXT - 2006/08/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開