Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

中部電力、委託先が車上荒らしに遭い顧客情報を紛失

中部電力は、7月13日に名古屋支店において、計量器取替工事を委託している中部精機の作業員が車上荒らしに遭い、顧客情報117件が記載された資料などが盗まれたと発表した。

被害に遭ったのは、計量器の取替工事を行う顧客の個人情報が記載された「検満取替お客さま一覧表」とメモリーカード。一覧表には117件の顧客情報が記載されており、そのうち111件はメモリーカードにも保存されていた。顧客の氏名、電話番号、顧客番号、契約種別などが含まれていた。

作業員が計量器の取替工事を実施している間、車内にあった鞄ごと盗まれたという。周辺や立ち寄り先などを捜索するとともに被害届を提出した。同社では該当する顧客に対し説明と謝罪をしている。

(Security NEXT - 2006/07/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

記者会見参加応募者の個人情報をメールで誤送信 - 太秦映画村
まもなくGW - 長期休暇に備えてセキュリティ対策の再確認を
MS、3月の月例更新で「Exchange Server」に生じた不具合に対応
「東京ガス」装うフィッシング - 「対応しないと供給停止」と不安煽る
NETGEARの一部ルータに認証バイパスの脆弱性 - 早急に更新を
「Docker」で「IPv6」の無効化が反映されない脆弱性 - アップデートで修正
重度心身障害者の助成金請求書類を紛失、支給に影響なし - さいたま市
光学メーカーのHOYA、生産供給体制が概ね復旧 - 情報流出の影響を調査
「PAN-OS」更新後の再起動前に調査用ファイル取得を
分散型グラフデータベース「Apache HugeGraph」に深刻な脆弱性