Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

顧客情報入りPCやHDDが盗難被害に - 三菱系ディーラー

川崎三菱自動車販売は、6月3日から4日にかけて宮前店が事務所荒らしの被害に遭い、顧客情報計4813件が保存されたパソコン7台およびハードディスク1台が盗まれたと発表した。

持ち去られたパソコンには、顧客2958名分の氏名、住所、電話番号、車両登録番号などが保存されていた。パソコン内のデータは暗号化を実施していたという。

また、ハードディスクは顧客のサービスポイント管理用のもので、顧客1855名分の氏名、住所、車両登録番号などが記録されていた。内部のデータを読み込むには、専用のシステムが必要だとしている。パソコン、ハードディスクいずれも施錠されていたキャビネットに保存していたが、こじ開けられた上、盗まれたという。

同社では、該当する顧客に対し個別に報告と謝罪をしている。同社では今回の事件を踏まえ、警備会社によるセキュリティ強化を全店舗に導入するなど対策を実施したいとしている。

(Security NEXT - 2006/06/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Firefox 138」がリリース - 複数の脆弱性を修正
一部工事注文書控が所在不明、誤廃棄の可能性 - カンセキ
法人会員情報が流出、脆弱性の点検過程から発覚 - 関西エアポート
セイコーエプソン製プリンタドライバに脆弱性 - 日本語以外の環境に影響
DDoS攻撃が件数減、一方100Gbps超の攻撃も - IIJレポート
Google、ブラウザ最新版「Chrome 136」を公開 - 8件のセキュリティ修正
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス
パッチや緩和策の適用、メモリ保護を統合した脆弱性対策製品