個人情報保護機能を備えた医療機関の臨床研究用ASPが登場
NTTデータは、医学薬学研究などに利用する症例データを安全に管理、共有できるASPサービス「SecureStudy」を5月17日より提供開始する。月額利用料は25万円から。
同サービスは、複数医療機関が臨床研究などを目的に症例データを共有する際、インターネット環境で保存、管理を実現するもの。入力アプリケーションの構築などにも対応しているほか、症例データ登録時の自動論理チェック機能により、必須項目の入力漏れや人的入力ミス軽減できる。
また、厚生労働省の「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」に準拠。指紋認証や端末相互認証機能など、アクセス権の設定が可能。さらに匿名化された症例データと個人情報を分離し、異なるサーバへ暗号化した上で保存するほか、アクセスログによる監視など、セキュリティに配慮した。
(Security NEXT - 2006/05/15 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス
パッチや緩和策の適用、メモリ保護を統合した脆弱性対策製品
従業員がサポート詐欺被害、個人情報流出か - 住友林業クレスト
個人情報含む契約書類を誤送信、アドレス帳で選択ミス - 新潟県
生徒情報含むデータを第三者メアドへ誤送信 - 鹿児島高
「ConnectWise ScreenConnect」に脆弱性 - 修正版が公開
中国電力にサイバー攻撃 - 設定不備のリモート接続機器より侵入
NETSCOUT「nGeniusONE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Python向けHTTPライブラリに脆弱性 - リクエストスマグリング攻撃のおそれ