他ユーザが閲覧可能な状況に - 衣料通販携帯サイト
衣類販売などを手がけるピーチ・ジョンは、同社が運営する携帯電話通販サイトにおいて、一部環境において利用者が自分以外の情報を閲覧できる状況になったとして、サイトを閉鎖した。
今回の不具合は、Vodafoneおよびau向けウェブサイトの利用者から2月5日に不具合の指摘を受けて判明したもの。サイトのプログラム修正中に不具合が発生し、他顧客の履歴画面が閲覧できる状況になったという。
閲覧できた状況は氏名、住所、電話番号、携帯電話番号、メールアドレスのほか、クレジットカード会社名、カード番号の下4桁、有効期限なども閲覧できたとしている。サイトにアクセスしたユーザーは845名でし、さらに履歴を閲覧できる条件だったユーザー数については調査を進めている。同社では、対象となる時間帯と機種をウェブで公開している。
同社では、個人情報問題対策本部をを設置。原因究明などを進めている。また、通信販売協会へ事故を報告、さらに利用者に対してメールで事故を報告するとしている。また、Vodafoneおよびau向けウェブサイトについては事故原因が究明できるまで閉鎖するとしている。
(Security NEXT - 2006/02/14 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
一部工事注文書控が所在不明、誤廃棄の可能性 - カンセキ
法人会員情報が流出、脆弱性の点検過程から発覚 - 関西エアポート
セイコーエプソン製プリンタドライバに脆弱性 - 日本語以外の環境に影響
DDoS攻撃が件数減、一方100Gbps超の攻撃も - IIJレポート
Google、ブラウザ最新版「Chrome 136」を公開 - 8件のセキュリティ修正
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス
パッチや緩和策の適用、メモリ保護を統合した脆弱性対策製品
従業員がサポート詐欺被害、個人情報流出か - 住友林業クレスト