ワコールオンラインショップへの攻撃は「SQLインジェクション」
NECネクサソリューションズは、同社が運営していた「ワコールオンラインショップ」の会員情報約5000人分が流出した事件で、不正アクセスがSQLインジェクションだったことを明らかにした。
セキュリティ対策を行っていたものの、SQLインジェクションへの対策が不十分だったことがわかったという。また、同社では、委託元であるワコールからセキュリティに関する問い合わせへ迅速な対応ができなかったとして、ウェブ上で謝罪をしている。
同社では、現在運営が中止となっている同オンラインショップの再開に向け、協力したいとコメントしている。またNECは、関連会社についてセキュリティ対策の指導を強化したいとしている。
(Security NEXT - 2006/01/05 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ランサム被害でシステム障害、グループ各社に影響 - テイン
公開PDF資料に個人情報、県注意喚起きっかけに判明 - 菊池市
小学校で個人票を誤配布、マニュアルの認識不十分で - 大阪市
ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
ネット印刷サービスにサイバー攻撃、個人情報流出か - ウイルコHD子会社
英国ブランド通販サイト、約3年間にわたりクレカ情報流出の可能性
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
ランサム攻撃者が犯行声明、事実関係を確認中 - アスクル
ペット保険システムから契約者情報など流出した可能性 - アクサ損保
米当局、「XWiki Platform」「Aria Operations」脆弱性を悪用リストに追加
	
