Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ワコールオンラインショップへの攻撃は「SQLインジェクション」

NECネクサソリューションズは、同社が運営していた「ワコールオンラインショップ」の会員情報約5000人分が流出した事件で、不正アクセスがSQLインジェクションだったことを明らかにした。

セキュリティ対策を行っていたものの、SQLインジェクションへの対策が不十分だったことがわかったという。また、同社では、委託元であるワコールからセキュリティに関する問い合わせへ迅速な対応ができなかったとして、ウェブ上で謝罪をしている。

同社では、現在運営が中止となっている同オンラインショップの再開に向け、協力したいとコメントしている。またNECは、関連会社についてセキュリティ対策の指導を強化したいとしている。

(Security NEXT - 2006/01/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

児童相談所で児童の住民票が所在不明に - 福岡県
文化振興財団においてメールの誤送信が発生 - 豊田市
権限ない学生が教務システムで個人情報を閲覧可能に - はこだて未来大
IBM、インフラ管理のHashiCorpを64億ドルで買収
3月のDDoS攻撃件数、前月から2割減 - IIJレポート
AIアプリの構築に活用される「BentoML」に深刻な脆弱性
「WooCommerce」向けのカスタムフィールド追加プラグインにRCE脆弱性
先週注目された記事(2024年4月21日〜2024年4月27日)
「MS Edge」にアップデート - 重要度「クリティカル」の脆弱性を解消
メール誤送信でファンクラブ会員のメアド流出 - クリアソン新宿