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オークションでの知的財産権侵害を防止する協議会が設立

ネットオークションにおける知的財産権を侵害した不正出品防止を目指し、「インターネット知的財産権侵害品流通防止協議会」が設立された。

同協議会は、知的財産権を侵害する不正出品がネットオークションで行われていることをうけ、設置されたもので、消費者や知的財産権の所有者保護を目指す。

知的財産権の権利者や、インターネットオークション事業者が設立メンバーとなり、警察庁、経済産業省、総務省、文化庁、内閣官房などがオブザーバとして参加している。

今後は、オークションに関連する問題や情報を共有し、流通防止に向けた活動していくとしており、不正出品者の情報の開示制度、不正出品停止の強化、ユーザーへの啓発活動などについて検討を進め、2006年3月末までに意見をまとめるとしている。

設立メンバーは、権利者がACCS、キヤノン、日本国際映画著作権協会、日本動画協会、日本レコード協会、本田技研工業、ユニオン・デ・ファブリカン。オークション事業者はヤフー、アイ・オークションネット、WIN、ディーエヌ・エー、ライブドア、楽天。

(Security NEXT - 2005/12/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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