Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

日田天領水、顧客情報流出の可能性 - DM送付で発覚

日田天領水は、顧客リストの一部が社外に流出しているおそれがあると発表した。同系他社からダイレクトメールが送られてきたという報告が顧客より寄せられ、流出の可能性が高いと判断したという。

同社によれば、同社のミネラルウォーターを購入した顧客より、同系他社からダイレクトメールが送付されたという報告があり、その後増加。報告件数は、11月9日時点で128件にのぼった。同社では、2003年ごろの同社顧客リストが流出した可能性が高いとしている。リストには、顧客の氏名、住所、電話番号、購入商品名などが記載されていた。

同社では、社内から情報が流出した可能性は低いとし、外部委託先などの調査にあたっている。今後は、原因究明と流出内容の解明に努めるとしている。また、関係すると思われるDMや電話があった際は、同社「お客様相談センター」まで連絡してほしいとアナウンスしている。

(Security NEXT - 2005/11/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

高見澤に対するサイバー攻撃、個人情報流出の可能性が判明
「FortiOS」の認証回避脆弱性、攻撃継続中 - 国内でも被害
米当局、悪用が確認された既知脆弱性2件について注意喚起
偽基地局から送信されたフィッシングSMSに注意 - 総務省が注意喚起
「Active! mail」脆弱性の侵害確認方法、引き続き調査
すかいらーくグループの「テイクアウトサイト」にサイバー攻撃
「Apache Tomcat」に複数脆弱性 - 4月上旬のアプデで修正済み
大規模言語モデル推論エンジン「vLLM」に深刻な脆弱性
GitLabに3件の脆弱性 - セキュリティアップデートをリリース
F5、四半期定例アドバイザリで脆弱性12件に対処