Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

NTTコム、機密情報のライフサイクルを一元管理するシステムを発売

NTTコミュニケーションズは、顧客情報などの機密情報について、ダウンロードから送受、廃棄までのライフサイクルを一元管理するパッケージソフトウェア「情報ライフサイクル管理システム(LCVISOR)」を発売した。

同製品は、顧客情報などの機密情報について、データのダウンロードから送受、保管、廃棄に至るまでのライフサイクルを一元管理し、情報の所在の明確化や廃棄漏れのチェックなどを行うもの。廃棄漏れに対するアラーム機能も備えているため、廃棄忘れによる情報漏洩を抑止できる。

また、パソコン端末と携帯電話のブラウザによる操作が可能なほか、カード型認証製品や暗号化商品など、他社のセキュリティ商品と組み合わせたカスタマイズもできる。価格は、100ライセンス当たりの初期費用が84万円、月額保守料が6万3000円からとなっている。

(Security NEXT - 2005/07/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意