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IPA、「DNS乗っ取り」について注意喚起

情報処理推進機構は、DNSサーバのドメイン情報に偽りの情報を記述させ、第三者がドメイン名の持ち主であるかのように見せかける「DNS乗っ取り」が発生しているとして、注意を呼びかけている。

セカンダリーサーバを廃止したり、委託先業者との契約終了、タイプミスなどによる設定ミスにより実状とサーバの設定が乖離してしまうことで、ドメイン名の設定が変更されないままである場合、乗っ取りが発生する危険があるという。

ドメインが乗っ取られると、企業のウェブサイトを同じURLで全く別のサイトに誘導することが可能となるため、フィッシング詐欺への利用やメールの盗み見といった危険がある。

(Security NEXT - 2005/06/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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