Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

BML、血液や尿といった臨床用検査材料を紛失

ビー・エム・エルは、車上荒らしに遭い、血液や尿など臨床用検査材料を紛失したと発表した。

同社によれば、検体集材業務を子会社である協同医学研究所に業務委託しており、同社が6月7日に北九州市内で業務中に車上荒らしに遭い、バッグなど盗まれたという。

同社社員がコンビニエンスストアを利用する際、施錠した上で駐車していたところ、助手席の鍵が破壊され、集配バッグやファイルケースが盗難被害にあった。

集配バッグにはビー・エム・エルと協同医学研究所の取引先医療機関の血液や尿など臨床検査材料8施設43名分のほか、検体検査結果フロッピーディスク2枚、検査依頼書などが入っていた。検査材料には医療機関名、患者名記載のラベル貼付されていたという。

同社では、警察へ被害届を提出した。また、指導の再徹底や社員教育の取り組み強化、定期的な監査実施、車輛用盗難防止装置の設置または盗難防止装置付車輛を採用するとしている。

(Security NEXT - 2005/06/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

職業性曝露事故の関係者情報含むUSBメモリが所在不明 - 秋田大病院
メルアカ乗っ取り被害、スパム送信の踏み台に - MaOI機構
RSSフィードが改ざん、外部サイトのリンク混入 - リョーサン菱洋HD
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Erlang/OTP」「RoundCube」の既知脆弱性が標的に - 米当局が注意喚起
情報セキュリティ教室の参加者一覧が閲覧可能に - NII
採用職員の健診関連情報含む名簿を誤送信 - 奈良県
クレカ不正利用、前四半期比2割増 - 200億円迫る勢い
QNAP、アドバイザリ9件を公開 - 複数脆弱性を修正
アプリ生成「Lovable」に脆弱性 - 生成プロジェクトに影響