Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ウィルコム、法人顧客情報入りパソコンを盗難被害

ウィルコムは、6月9日に個人情報が保存された業務用ノートパソコンを紛失したと発表した。

同社社員が、パソコンの入った鞄を帰宅途中に盗まれたもの。パソコンには、法人顧客や見込み顧客の情報が保存されており、担当者氏名、社名、会社住所、会社電話番号、会社FAX番号、メールアドレスなど、約2000社分が含まれる。また、同社社員のPHS番号や、自宅電話番号、メールアドレスも保存されていたほか、名刺なども同時に盗まれたという。

同社では、警察へ被害届を提出したという。該当する顧客に対して、個別に説明、謝罪するとしている。

また、再発防止策として、個人情報の社外持ち出し時の取扱いの徹底や、研修等教育プログラムの見直し、取扱ルールの実施運用に関する調査や指導の実施などを行う予定。

(Security NEXT - 2005/06/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

KDDIとNEC、セキュリティ分野で合弁会社United Cyber Forceを設立
マルウェアの挙動をリアルタイム監視するOSSを公開 - JPCERT/CC
小学校児童の画像を含むカメラとメモリが所在不明 - 名古屋市
「Apache Causeway」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
行政相談のメモを一時紛失、相談員宅で見つかる - 総務省
「バンダイCH」で個人情報流出の可能性 - ランサム被害は否定
動画配信「バンダイCH」が一時停止 - 「意図せぬ退会」発生
「FortiOS」に3件の脆弱性 - アップデートで修正
米当局、「Chromium」ゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 派生ブラウザも警戒を
「Monsta FTP」に深刻な脆弱性 - 8月のアップデートで修正済み