Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

サイト改ざんによる感染報告が多数 - トレンドマイクロ5月度レポート

トレンドマイクロは、日本国内における、2005年5月度のコンピュータウイルス感染被害報告件数マンスリーレポートを発表した。

同レポートによれば、5月のウイルス感染被害の総報告数は2310件で、4月の2347件から大きな変化はない。5月に相次いで発生した、不正アクセスによるサイト改ざん事件に伴い、該当のページにアクセスしたと見られるユーザーから、2位の「TROJ_DELF」など不正プログラムの感染報告が寄せられた。

また、1位の「JAVA_BYTEVER.A」もウェブページを経由して感染するウイルスで、セキュリティホールを悪用して活動する。一方で、BOT系不正プログラムも継続して亜種が発生していることから、セキュリティホール対策の徹底が重要だとしている。

(Security NEXT - 2005/06/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Firefox」に複数脆弱性、アップデート公開 - 「クリティカル」との評価も
Cisco製品のゼロデイ脆弱性、国内スパム対策サービスで不正アクセス被害
「PHP」に複数脆弱性 - 修正版「同8.5.1」など公開
先週注目された記事(2025年12月14日〜2025年12月20日)
WatchGuard製UTM「Firebox」のVPN脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
課税調査中に個人情報含む資料を紛失 - 京都市
自治体向け資料に個人情報、図関連データとして内包 - 兵庫県
事務局内情報共有サイト、アクセス制限なく情報流出 - 岩手県
中等教育学校で受験生資料含むUSBメモリを紛失 - 新潟県
「WatchGuard Firebox」に脆弱性 - ゼロデイ攻撃が発生、更新や痕跡調査を