Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

アビバ、ファイル持ち出しにより顧客情報を流出 - 十数件が不正使用

大手パソコンスクールを展開するアビバは、5月16日、同社が運営するインターネットプロバイダの申込書131名分が入ったファイルが、外部に持ち出されたと発表した。

同社によれば、5月16日、北海道のイオン旭川西校において、同社が運営するインターネットプロバイダ「Pnetclub.net」の申込書131名分が入ったファイルが外部に持ち出された。該当ファイルはすでに回収済みであるが、最低30名の個人情報が漏洩し、そのうち、5月24日調査時点で、十数件の個人情報が不正使用された事実が判明しているという。

同社では、流出の可能性のある顧客に対し、事情を説明するとともに謝罪。不正使用への対策について相談を受け付けている。

(Security NEXT - 2005/05/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

課税調査中に個人情報含む資料を紛失 - 京都市
自治体向け資料に個人情報、図関連データとして内包 - 兵庫県
事務局内情報共有サイト、アクセス制限なく情報流出 - 岩手県
中等教育学校で受験生資料含むUSBメモリを紛失 - 新潟県
「WatchGuard Firebox」に脆弱性 - ゼロデイ攻撃が発生、更新や痕跡調査を
不正アクセスでトップページ改ざん、外部サイトへ遷移 - 文字起こしサービス会社
図書館サーバからスパム送信、更新時の未承認設定変更が影響 - 岡山県
まもなく年末年始、長期休暇前にセキュリティ総点検を
「Apache StreamPark」に暗号化などの脆弱性3件が判明
「OpenShift GitOps」に権限昇格の脆弱性 - クラスタ掌握のおそれ