山陰合同銀行、42件の顧客情報が記載された内部書類を流出
山陰合同銀行は、安来支店において、42名分の顧客情報が記載された内部書類を誤って郵送物に混入し、外部へ流出させたと発表した。
同行によれば、2005年5月12日、取引先より、2003年10月31日に送られてきた書類の中に、同行の内部書類が混入していたという連絡があった。その後調査を行ったところ、個人の顧客42名分の氏名、住所、電話番号、融資取引の有無などが記載された内部資料の流出が判明した。同資料は、すでに回収済みだという。
原因は、当時の担当者が別の書類を郵送する際、誤って同資料を封筒に混入させたためだとしている。同行では、流出の対象となった顧客に対し、連絡先不明の2名を除く40名に謝罪したという。また再発防止に向けて、郵送物の明細を記入する送付票を制定するなど、情報管理の徹底に努めるとしている。
(Security NEXT - 2005/05/19 )
ツイート
PR
関連記事
外部からの攻撃でシステム障害、一部授業に影響 - 中村学園大
8月のDDoS攻撃件数、前月比1.3倍 - 50Gbps超の攻撃も
「VMware Aria Operations」や「VMware Tools」に脆弱性 - 修正版を公開
Doxense製プリントサーバ管理ソフト「Watchdoc」に深刻な脆弱性
構成管理ツール「Chef Automate」に深刻な脆弱性 - 9月初旬に修正
「Rancher Manager」に脆弱性 - フィッシング悪用や情報漏洩のおそれ
メールセキュ製品「Libraesva ESG」に脆弱性 - すでに悪用も、国家関与か
仮想化基盤「vCenter Server」「NSX」に脆弱性 - アップデートが公開
小学校で指導要録の一部紛失、保存区分取り違え誤廃棄か - 西宮市
ネットバンク不正送金被害が大幅減 - 平均被害額は高水準